アラフォー世代「7040」問題

最終更新: 2018年9月27日

個人のスキル・力ではどうにも渡りづらい社会を歩んできた就職氷河期世代。何故前後の世代とは違った苦労を背負い込むのか。新たに「移民流入」で雇用までも危うくなるのか。

出展元:https://www.huffingtonpost.com/beth-bradley/talkin-bout-my-generation_b_7582080.html


氷河期世代とはバブル崩壊後1990年代半ばから2000年代前半に社会に出た現在40歳前後の世代をさす。

昨今、経団連から提言された「新卒入社時期」で学生が「いつ就職活動をするのか」、「そもそも新卒入社という風土でまだ日本はいいのか」議論を呼んだことで「新卒採用」という言葉は記憶に新しいのではないか。


既に「終身雇用」であるとは今の学生は想像だにしていないだろう。しかし、まだ氷河期世代のころは、「終身雇用」という意識が学生側にも企業側にもあったであろう。「新卒一括採用」が根付いてこのころ、「社会人」でスタートをつまずくとなかなかその後、挽回ができず不遇が続くのが日本の特徴である。

氷河期世代が「非正規雇用」、「フリータ」といった形態を長く続けていると、最近クローズアップされ出したのが、親世代が「70代」を迎え介護が必要になる人が増え、親にある面頼ってきた子供世代「40代」が介護をしなければならないという親子共倒れが心配され始めている。

更に、「保証」というものが常につきまとう日本社会。家を借りるにしても、「単身で生きていく中年女性」という”枠”が想定されていない為家を借りるにしてもそう簡単にはいかなくなっている。


子供世代だけが「生きづらい」もしくは、上手く社会に乗り切れなかった訳でもない。この親世代が、所謂「団塊世代」で、高度経済成長をひぱってきた世代である。子供世代にも教育から習い事といった「投資」をし育てた世代である。

親世代も「子世代」に大きな期待をしたわけである。子世代もその期待に応えようとし、お互い”典型的な家族”を私・僕にももてるはず、という幻想を抱き続け、生きづらさを助長しているともいえる。

アラフォー世代の非正規未婚率が高い


出展元:国勢調査より


実際女性の非正規未婚の数は多い。アラフォー世代(35~44歳)の非正規雇用率は52.5%にもなる。


「少子高齢化」、「超高齢化」の影で「7050」問題など、正規雇用ではないシングルの子供が「親」を介護する社会に突入する。

出展元:総務省「労働力調査特別調査」「労働力調査」

ここ10年で非正規雇用は2倍になっている。



出展元:総務省「労働力調査」、内閣府「高齢社会白書」


そして、課題であった「生産労働人口」の減少は、移民の増加により段々と労働者が「移民」に置き換わりつつある。


これまで課題が「超高齢社会」「少子化」といった”点”の問題が、多面的になり、これからの社会は進む技術(AI、人工知能など)との折り合いをつけながら新たな側面へと入っていく。


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