常に”他者”からの評価が気になる


昨今、主婦がサービス”KidsLine"に登録してトップクラスの”ベビーシッターが月収100万円調達したと話題になっている。

本サービスの特徴は、「今まで主婦として子育て中心の生活をしてきたが、そのスキルをいかしませんか?」

と、特に何か資格を取ったりしなくても今までの経験が「社会でスキル」として通じるというのがウリである。

出典元: https://kidsline.me/


保育士不足、病児保育対応サービスが公的なものでは追い付けず、民間ではかなりこういった「一般」の人を対象に登録制でサービスは始まっていた。





出典元: https://mama-coco.jp/

どうやって利用者は見知らぬベビシッターさんを選ぶか

上記は、以前より始まっている「登録制ベビシッター」サービスの一例である。

シッターは、保有資格や、自分のスキル・特徴を登録。


利用するユーザーは、シッターさんが保有している「資格」・「シッター経験値」もしくは「子育て歴」、「自宅からシッターさん宅までの距離」など、選択する事項は各自様々である。


他人からの評価、★の数が気になる

プラス、他の人が利用した後に「評価」した★の数、口コミに書かれている内容も気になるはず。


SNSにみる”いいね”欲しさの問題行動

一方、SNSツールに目を向けると一時期は”リア充”などの言葉でもて囃されるほど、自分の生活が「こんなに素敵」とSNS(特に画・写真中心の投稿のInstagram)に投稿するユーザーがいたが、今はどちらかというと、無茶な行動を起こして、「注目を集める」ことに使うユーザーが多く出てきている。



元々、上記3つのツールは以下の様なことを目的に作られたもの。

・Twitter → つぶやく (小鳥のようにさえづる、つぶやく)

・Facebook →  つながる 知り合いとつながる、情報を共有する

・Instagram → Photo、”画”で人とつながる


これらの当初の目的から昨今では、「注目を集める」ことに必死になり、利用目的がそのものが見失われつつある。


今後SNSの形はどうなるのか?

ユーザーの逸脱した行為を鑑みてFB・インスタでは、以下の様なコメントが出されている。


FB創業者マーク・ザッカーバーク氏

「最近は、人々が”より私的交流”を求める動きが強まっている」とコメントし、ある一定数のコミュニティ間のみで使用することを語っています。

一方、インスタ共同創業者ケビン・シストロム氏は、「ストーリーに利用がシフトしている」とコメント。いつまでも映像が残ることにユーザーが価値を求めなくなっていることを示唆している。


今後の各SNSのツールの仕様は?

・Instagramはいいねの非表示化

・TwitterはRT数の非表示化

・FaceBookはプライバシー重視のコミュニティへ

といった検討している。


SNSとC to C Serviceの関係性

見知らぬ人のSNSの投稿、及び発言の信憑性を人はどこで指標し、信頼度を測っているのか。

著名人及び専門家といった人々を除いた一般人を指標するとき、Instagram、Twitterの場合、フォロワー数、投稿に押された「いいね」という他者からの評価で人はその人の"信用”度を測っている。


これからの社会、超高齢化に伴い労働人口数は減少する。前述の保育士・ベビーシッターといった職業は少子高齢化対策で必要と要する人材である。


以前よりも、新しいサービス、プラットフォームの出現により「働き出す」敷居は低くなっている。しかし、一方で評価尺度が「他者による評価」。


いつまでも、他者の評価だけにこだわってると、やがて働き手はいつも他者の評価だけを気にして振るまわらなければならない。その結果、その評価に振り回されるようになりやがて、疲れ果てる。


今、企業でも1人の上司だけが部下の評価をするのではなく、ユニット単位で「他者を評価する」制度を取り入れているところが出てきている。多面的な評価により常に1人の「上司」からの評価を気にしながら働かざるを得ないリスクから、複数の意見により、「より精度の高い働いた結果」を評価されると思われる。


今後「評価制度」をどうしていくか、評価設計、制度の整備が求められている。

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