資産・預貯金預け先は?銀行?「銀行」という業界、業態が変わる未来

最終更新: 2018年9月21日

キャッシュレス化に伴い、メガバンクがATM台数削減へ
キャッシュレス化に伴うATMの変化や異業種との競争

みずほフィナンシャルグループの坂井辰史社長は、「ATMはいずれ「公衆電話」が街から消えるように段々台数が減り、最後には姿を消すかもしれません。」とある雑誌の対談で語っている。


三菱UFJ銀行では、2023年度末までに全国のATMを2割削減(今年3月末時点で8141台あるATMを6700台数まで削減する)と公表している。

何故、利便性のあるATMを無くす方向に向かうのか

ATMを維持するコストが、年間で2兆円かかると言われており、手数料による収入が伸びない中で、ATMの稼働・設置などの費用は年々膨らみ、事業自体は慢性的な赤字の状態にある。

収入と支出の差が年を追うごとに拡大している。追い打ちをかけているのがコンビニATMの存在である。 1999年に登場し、深夜などでもお金を引き出せる利便性が支持を受け、設置台数が急速に拡大。現在は全国で約4万1000台が稼働している。


銀行はATMの設置会社に1回100円から150円の手数料を支払っている。コンビニでのATM利用回数が増えれば増えるほど、銀行側の支出が膨らむ仕組みになっているのだ。つまり消費者の利便性・サービス提供をこのまま継続していくと、銀行は自分の首を絞める構図になっている。

そもそも「銀行」が行っている業務とは?

銀行は、企業といった「法人」と「個人」の顧客から預かったお金を更に企業や個人などに貸し出し業務を行い、預金金利と貸出金利の差から主な収益を得ている。

慢性赤字業務に加えて銀行業界を苦しめているのが新たなテクノロジー、AIの台頭である

❝ハーバードビジネスレビューでは、今後世界中の既存の銀行で、新たなイノベーションを起こせない場合にその92%が10年以内に消滅すると予想しているそうです。


特に、銀行窓口や受付業務、データ入力などの仕事は、テクノロジーの発達ならびに人工知能(AI)の発展によりどんどん代替が進んでいくと言われています。❞

出展元:https://hbr.org/2015/10/the-future-and-how-to-survive-it


銀行業務の要である「法人向け」融資については、みずほフィナンシャルグループの坂井辰史社長が前述の雑誌対談で語るようにこれまで築き上げた信頼と実績で担保できそうである。


一方「個人向け」やこれからさらに増えるであろう「ベンチャー企業」といった顧客に対する融資や資産運用業務に対しては、他業界からの参入が考えられる。つまり、「個人のデータ」をより多く、多種多様にもった企業が参入できるということである。


AMAZONは、顧客の購買履歴のデータを持っている。またリクルートが既に自身がもっているホテル予約システムから得たデータをもとに中小企業を対象に貸金業に参入している。

どの異業体が今後新たに金融業界に参入するか分からない状況である。



飛躍した事例になるが、電子住民を広く受け入れているエストニアでは法人税がかからない為、起業家がエストニアで法人の口座をつくるという例がある。


これから、資産運用、預貯金、資金調達は「どこで行うの得なのか」、個人も金融に関するリテラシーが求められる社会になる。


参照元:https://job-q.me/articles/474#article_item_29489

https://diamond.jp/articles/-/136882

https://medium.com/@SHOHEIKOYAMA/%E7%AA%81%E7%84%B6%E3%81%A7%E3%81%99%E3%81%8C%E5%83%95-%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%8B%E3%82%A2%E5%9B%BD%E6%B0%91%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99-f3c01d097195

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